DVDビデオ作成記
GV-MVP/RZ − LF-D560


Since H15.7.5

【2004.1/4】
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GV-MVP/RZ 導入

 VHSビデオで撮って保管しておいた動画をデジタル化し、DVDに落とすために、アイオーデータのTVキャプチャーBOX( GV-MVP/RZ )を購入した(2003.10.25)。
 (DVDドライブについては、ビデオCD作成記を参照)
GV-MVP/RZ
 GV-MVP/RZ の添付品以外にTV用同軸ケーブルとビデオケーブルを用意する。

 同軸ケーブルは以前アンテナを設置したときに余った5Cという太目のケーブルを利用した。
 同軸ケーブルの接続には、この他に2分配器、F形中継接栓、TVコンセントプラグ4個が必要であった。
 分配器から片方はビデオデッキに、もう片方を GV-MVP/RZ に接続する。
 分配により映像劣化が予想されたが、この太い同軸ケーブルのおかげで増幅器追加の必要もなく鮮明な映像を表示してくれた。3Cから5Cの同軸ケーブルに取り替えるだけでも映像状態は改善される。
 ビデオデッキからテレビに接続していたコンポジットケーブルを取り外し、アンテナ用の同軸ケーブルによる接続に変更した。ビデオデッキ側の設定を変更してチャンネル2で受信する。

 ビデオデッキから GV-MVP/RZ への接続用として、5mのコンポジットケーブルを購入した。
 S−VHSケーブルの方がはっきりと表示されるとあるが、我が家のビデオデッキはS−VHSに対応していない。
 配線はこれで完了。

 この他に、USBに関する接続がある。パソコンには、USB2.0またはUSB1.1のポートが必要。USB2.0を利用するには、OSはWindows XP/2000が条件となる。
 ファイルシステムに関しても、Windows/MeのFat32では、4GB以上のファイルが保存できない。4GB以上のファイルを扱うにはWindows XP/2000のNTFSが条件となる。

 GV-MVP/RZ はハードウェア MPEG−2エンコーダを搭載し mAgicTV というサポートソフトを利用する。
 先ず mAgicTV を初めて起動すると、初期設定としてチャンネル設定モードに入る。オートスキャンにより自動的に設定することができる。また、mAgicガイド により番組をインターネットからダウンロードして、番組表を表示し、番組欄をダブルクリックすることで番組予約ができる機能もある。
 ビデオ入力への切り替えはチャンネルの一覧から選択する。

 この他に、付属ソフトには、「Ulead VideoStudio 7 SE(ビデオ編集ソフト)」「Ulead DVD MovieWriter 2 SE for mAgicTV(DVDオーサリングソフト)」「Ulead PhotoImpact 8 SE(静止画編集ソフト)」が付属する。


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MPEG−2ファイルの作成

 作成される動画ファイルの画質は、高画質、標準画質、長時間の3種類から選択する。
 初期設定では、

 となっている。
 ファイル形式:MPEG−1、352x480に変更することもできる。
 VBRとCBRも選択可能だが、同じビットレートならVBRの方が画質が向上する。  DVDビデオの規格ではビットレートは最大9.8Mbps(CBR/VBR)とのこと。  各画質は適宜変更できるが、保存後の情報は、高画質、標準画質、長時間という区分で表示されるので、標準画質を5Mbpsなどに変更しても、ビットレートは mAgicTV(サポートソフト)では確認できない。
 長時間:2Mbpsの場合、取説によると1分の録画で約17MBの容量が目安とある。これを4.7BGのDVD−Rに保存した場合、単純計算では、約4.7時間となる。4Mbpsでは、2.5時間。

 映像ソースがあまり鮮明でないVTRを2Mbpsで保存した場合の画像について 17インチCRT、1280x1024ピクセル、32ビットカラーの環境上で確認すると、標準のサイズsample_等倍では、オリジナル画面との差異はほとんど確認できないが、フルスクリーンsample_等倍に拡大すると、動く対象物、特に赤色系でブロックノイズが目立っている。ブロックノイズの発生は、映像ソースで表示されている色数や動きの激しさなどににもよるような気がする。
 4Mbpsでも、時にブロックノイズが発生するので、何メガであればよいかはやってみないと分からない。

 ビデオデッキがパソコンから離れているので、リモコンでビデオデッキを操作する。
 録画の前にビデオテープの録画状態や再生時間などを確認しておくとよい。
 どうしても出来てしまう前後の不要個所は、後の編集でカットできるが、ビデオの録画状態の調整はこの録画時にやっておく。
 画面がどうも暗いなと思いながら20分ほどのテープを4本も録画した後で、事前に明るさや色の調整ができることが分かってとり直したことがある。収録の1時間以上が無駄になってしまった。


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MPEG−2ファイルの編集

 取り込んだ動画(MPEG−2ファイル)の編集は、マニュアルに従えば、付属のオーサリングソフト「Ulead DVD MovieWriter 2 SE for mAgicTV」を使いDVDへの書込みまでやることになるが、「Ulead VideoStudio 7 SE」を使うともっと面白い編集ができる。
VideoStudio
 「Ulead VideoStudio 7 SE」のメニューバーには、<ファイル><編集><キャプチャ><エフェクト><オーバーレイ><タイトル><オーディオ><完了>と並び、左から作業の手順に従った順序となっている。
 先ず初めに動画を<ファイル>の”メディアファイルをタイムラインに挿入”から選択するか、ファイルマネージャから直接ドラッグ&ドロップする。
 <キャプチャ>があるものの GV-MVP/RZ のドライバーは対応していない。

 動画ファイルを取り込み<編集>に入る。
 中央スクリーン下のトリムバー上のジョグバーをマウスでドラッグすることで、その位置の画像が表示される。その画像を頼りに編集する。
 また、時間単位、分単位、秒単位、フレーム単位でジョグバーを移動できるので、各単位を組み合わせて、フレームの正確な位置に移動できる。

 動画ファイル前半に不要な場面があった場合、不要な場面を分単位で移動し、次に秒単位、そしてフレーム単位で残したい部分の先頭フレームに移動できる。
 ここで”はさみマーク”をクリックすると、その位置でファイルを2分できる。
 この2つの領域の不要な方を削除することで、動画ファイルを編集する。
 2つの動画ファイルを取り込むことで、ひとつの動画ファイルに結合することもできる。
 この編集作業では、元の動画ファイルには影響しない。視覚的に確認しながら、動画ファイルのフレーム位置、削除すべきフレーム位置を指定しているに過ぎない。
 結果の書込みは<完了>で行い、編集された新しいMPEG−2ファイルを作成する。
 <完了>を選択し、”ビデオファイルを作成”をクリックして表示される次の一覧の中から保管するファイルタイプを決定する。

 ”NTSC Mpeg2 720x480 (29.97fps)”を選択して、編集した動画ファイルを作成(レンダリング)する。  作業環境は、CPUがPentium4の2.8GHz(ベースクロック800MHz)メモリ1GB(PC3200)なので、かなり高速な部類に入るが、これでもレンダリングという作業では十分というわけではない。
 たいへん大雑把な計測であるが、4Mbpsのビットレートで保存した30分程度の映像を変換する時間は30分強となり、ファイルサイズは1.2Gバイトほどであった。
 ”NTSC DVD”を選択した場合、変換に1時間ほどかかり、ファイルサイズも1.9Gバイト以上になってしまった。しかも、再生した映像には、テレビ画面で確認できる走査線のような横縞が入っていた。
 このあたりのことはよく分からないので今後の課題。

TV
 「VideoStudio」の面白い機能として、<エフェクト>から画面切り替え時の特殊効果を埋め込むことができる。

 扉が開いて次の画面に移るとか、元の画面が3Dボックスになって消失して次の画面に移るなど、60種類ほどのパターンが用意されている。

TV
 この他の効果として、ナレーションとして音声、BGM、タイトルとしてテキストの重ね合わせができる。


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DVDビデオの作成

 編集してでき上がった動画(MPEG−2ファイル)をDVD−Rに書き込む。
 DVDへの書込みソフトをオーサリングソフトというらしいが、「Ulead DVD MovieWriter 2 SE for mAgicTV」、DVDドライブ LF-D560JD に付属していた「B's Racorder GOLD5 BASIC」「Sonic MyDVD 4」がある。
 「Ulead DVD MovieWriter 2 SE for mAgicTV」は、動画ファイルの編集からDVDへの書込みまでこなすが、作業の進行状況が分かりにくいというか、書き込むまでの前準備でメータが動かない。レンダリングという作業をもう一度やっているらしく時間もかかり出来上がりもなぜか劣化していた。使い方を理解していないためかもしれないが、私のような初心者にはやはり不安である。
 「B's Racorder GOLD5 BASIC」は使っていない。

 「MyDVD 4」は、ビデオCD作成記で経験済み。さすがに、ビデオCDの作成に比べ、格段に時間がかかるが、「DVD MovieWriter」(レンダリングをやり直しているようだ)よりは速い。
 動画ファイルを取り込み、残量があるにもかかわらず、初期の変換が終わりいざ書き込む段になって、容量が足りないとかで作業が続行できないときがあったが、概ね良好な結果が得られている。余計な変換がないためか速度も軽快だ。
MyDVD
 プロジェクトで背景を設定し、「VideoStudio」で作成したファイルを取り込み、メニュー用のテキストを書き換えて、書込みボタンを押せばDVDは出来上がる。

 シーンごとに「VideoStudio」で分割して、複数のファイルにして取り込めはシーンごとのメニューボタンを配置できる。
 この場合、シーンの切り替え時の3D効果は設定できない。3D効果は「VideoStudio」で、ひとつのファイルの中に作成する。

 編集について「MyDVD 4」でも動画ファイルの前後の不要範囲はカットできるが、「VideoStudio」のようにフレーム単位で位置を指定できず、スクロールバー上でラフに位置決めすることになる。


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確認

 特にDVDということでなく、MPEG−2ファイルの再生は、最近は無償の Windows Media Player や RealOne Player でもできるが、映像がいまいちな気がする。
 インストールで勝手に設定されてしまった(気が付かなかっただけだが)のであるが、MPEG−2ファイルをダブルクリックすると、RealOne Player が起動して表示されるのはいいが、画面の解像度まで変更されてしまう。正常に終了すれば、元の解像度に戻るが、元に戻らないこともあったりする。
 テレビと同程度に鮮明に表示されたのは InterVideo WinDVD というDVDドライブ( LF-D560JD )に付属していたソフト。
 同じソースファイルでもこれだけ違ってくると(どれだけと言われても説明は難しいが)、見る人によって(環境によって)全く違う感想を持ってしまうということになりそうだ。
 実は、 Windows Media Player や RealOne Player の方がソースに忠実であったなんて事はないと思うけど。

 ともかく、こうして気長に(時間をかけて)10年前に撮影した十数本のビデオテープをDVD化したものの次に鑑賞するのは何時のことだろうと考えてしまう今である。
 こういう機会に10年前の事象を振り返ってみるということがまた10年後あたりにあるのかもしれない。これも趣味としての醍醐味のひとつかもしれない。


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ビデオCD作成記

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