Millennium Biosを更新する


 MGA Millennium BIOSのインストールは以前やった経験があるが、何が起こるか分からない。休日の時間のある時にやるに限る。
 いざやろうとすると、以前どのようにやったか思い出せない。ダウンロードして圧縮ファイルを解凍したファイルの中にREADMEらしきファイルはない。
 ここに書くのはBIOSのUpdateを薦めるためではなく、次にやる時の自分自身のマニュアルと考えている。

 まず、一旦、ディスプレーケーブルを抜き、グラフィックボードを本体から抜いて、ディップスイッチによるプロテクトを解除する。ここは、付属ののマニュアルを参照のこと。プロテクトを解除したボードを元のスロットに戻しディスプレイケーブルを差込む。  まだ、まだ、本体カバーは取ったままにしておく。

 電源を入れ、Win95上で、Install.exeを実行してみた。DOSプロンプトに画面が表示されたが、文字が一切表示されない。ESCキーで何とか戻った。とにかく、どのキーを押せばいいか全く分からない。
 どうやら、DOSモードで起動し直さなくてはいけないようだ。DOS6.2のプロンプト上でInstall.exeのあるディレクトリに入り実行する。それでも文字は表示されない。
 プログラムを中断すると日本語が文字化けしている。

 ここは US と打ち、英語モードにする。
 再度、Install.exeを実行。今度は、インストール画面でちゃんと英語が表示されている。ここで、インストール先を聞いてくるので、デフォルトのまま実行する。何やら実行された後、「インストールされたディレクトリ(C:/MGA/SETUP)に入ってmgamon.exeを実行せよ」と指示される。

 mgamon.exeを実行すると、現在設定情報の確認とディスプレイ選択の2つのメニューが表示される。情報の確認では、Bios Version 1.9と表示されている。
 ディスプレイ選択では、Gateway Vivitron 1776を選択する。この時点では、Vivitron 1776が選択されてなかったようだ。

 まだ、BIOSのアップデートは始っていない。再度、プロンプトに戻り、dirを実行すると、いくつかの実行ファイルが表示されるが、Updbios.batを実行してみた。
 ここで、やっとキュルキュルという音がしてBIOSの書換えが始った。
 書換えは、数秒で終わる。「プロテクトを元に戻すように」という指示で終わる。無事に書き換えられたようだ。
 念のために、mgamon.exeを実行して確認するとBios Version 2.3と表示されている。
 後は、逆の順序で、プロテクトをセットして元に戻していく。

 ところで、何が変わったか。よく分からないが、DirectXなどの新しい機能に対応したということだろう。若干のバグフィクス等もあるのだろうが。

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