集合時間9:15に合わせ車で我が家を出発。
カーナビをセントレアにセット。
9時少し前に中部国際空港(セントレア)に到着。
今回のツアーのテーマは
専用車・専用ガイドがご案内する
「ハノイ 美食紀行」5日間
となっている。
ベトナム航空 VN−967 空港発 11:15まで十分に余裕がある。
今回はビジネスクラスの旅行。
ビジネスラウンジの窓からの滑走路。→
室内は無料の飲料、サンドイッチ、おむすびなどが用意されていて、待ち時間を快適に過ごすことができる。
機内にて。
いよいよ出発。
機内食は、洋食か和食かなど選択できるはずが、洋食がなくなってしまったとのことで和食を選ぶしかなくなってしまった。
ビジネスクラスの利用者が少なすぎて想定が外れやすいのかもしれない。
シートは確かに広めなうえに隣の席が空いている。
現地時間14:30頃、ハノイのノイバイ国際空港に到着。
時差2時間(日本時間16:30)。
空港内の滑走路面は古さが目立ち整備が遅れている印象。
空港周辺の様子。
滑走路とは違い構内は綺麗で明るい印象。
現地のガイドさんの用意する大型のミニバンに乗って宿泊先のインターコンチネンタル ハノイ ウェストレイク(Intercontinental Hanoi West Lake)というホテル(以下インターコンチネンタルに向かう。
ハノイ大学で日本語を学んだという女性のガイドさんは初日の本日限りで、明日から最終日までは別の男性ガイドが付くとのこと。
ホテルのフロントにてチェックイン。
ドルと現地のドンに両替したかったが、円からドルへの交換はできないということで、ドンだけの交換となった。
2万円が5,200,000ドンになった。
このホテルは5星ホテルということで内装・外観共に高級感が光っている。
室内の窓より見える湖上に建つオシャレな建物は、隣の施設ではなく、インターコンチネンタルの宿泊棟である。
直下の水面はプール。
しかし、部屋に入るとベッドが2つしかない。案内のボーイさんに確認していると、その時エキストラベッドがやってきた。
ベッドが事前に準備されていないホテルに泊まったのは初めてだった。
旅行会社のパンフレットには、日本語設備案内書があるとされていたがどこにも見つからず、フロントでガイドさんを通して確認したところ、ガイドさんから「ない」との返事だったが、その後すぐにホテル側からA4版1枚の案内書が手渡された。
やはり、あるのだ。
この案内書から朝食の場所、セキュリティボックスの利用手順などのほか、テレビの48チャンネルで日本のNHK番組を視聴できることが分かった。
こうしたことはインターネットの情報で事前に把握していたので、特に驚くことはなかったが、日本語の分かるスタッフがいなかった(いる時もあるらしい)ので、少々心細いとも言える。
日系のホテルなら、5星ホテルでなくても、こんなことは考えられないので、安心のためには、日系ホテルの方がよさそうだ。
ただし、日本で読んだインターコンチネンタルについてのWeb記事に書かれていたが、説明し要求すれば一流のサービスが受けられるとのこと。
やはり、言ってみることだ。
ホテル室内から外に出て水上の構内を散策。
飲料などをオーダーしてひと休みできる。
ホテルのエントランス(玄関口)。やはりオシャレ。
ひと休みして、ガイドさんの案内で水上人形劇の鑑賞に向かう。
通りには「KARAOKE」の看板が目立つ。
道路は原付で溢れていて、センターラインを超えて右も左もなくスイスイと器用に抜けていく。
台湾も原付が多かったが、もっともっと多かった。
舗装されているにもかかわらず、砂煙が巻きあっがっている。
日本なら採掘現場付近の道路が市街地に再現されているような様子。
水上人形劇。
舞台の左側で生の演奏や歌があり、中央の水上で人形が演技する。
どうやら水面下の見えない棒で操られた人形が縦横無尽に動き回る。
竜の口からは水が吹き出したりする。
水上人形劇の鑑賞のあとヒルトンホテルで夕食となっている。
ホテルの隣はオペラハウス。→
ホテルに到着したのは18時頃。(日本時間ではもう20時になる)
ヒルトンホテルの「バーミエン」というレストランで創作料理というのを堪能した。
注文したオレンジジュースはカウンター越しの見えるところで絞られた果汁100%ジュース。
繁華街にあるせいかクラクションの音が時折聞こえたりする。
ハノイはクラクションをよく鳴らす。
交通信号が少ないということもあるのだろう。
インターコンチネンタルホテルに戻る。
部屋の窓からの夜景もなかなかよい。
通りから離れていうため、クラクションなどの騒音は聞こえてこない。
日本から配信されるNHKのニュースなどを観る。
時に映像が消え「海外放送では著作権上放送できない」などと表示されることがある。
日本で朝8時に始まる連続ドラマ「おひさま」が6時に始まり、先日の続きが観れたりする。
ちょうど、朝食前に観ることができた。
ホテルの朝食はやはりビュッフェ。
日本のビュッフェと大きな違いはない。
日本のうどん、そばの代わりにフォーをその場で作ってくれたりする。
オムレツ、目玉焼きを好みに応じて作ってくれたりもする。
出入りの都度アオザイ姿の女性が笑顔でドアを開け閉めしてくれる。
これから一日がかりで世界遺産に登録のハロン湾に出発する。
(1994年、ユネスコの自然遺産に登録)
ほぼ東方向に片道4時間をかけハロン湾に向かう。
途中、広いキャノン工場が現れる。ベトナム最大とのこと。
路上で商売?市場?→
ベトナム特有の円錐形の笠は市街でもよく見かける。
延々と田畑が続く。
畑の中に独特の墓が見えるが、昔の土葬時代の名残らしい。
有料道路の料金所→
敷地に石の彫刻(商品)が無造作に置かれているが、お土産屋兼休憩所。
内部もかなり広く、刺繍の実演があり、服、アクセサリー、宝石などが販売されている。
ストールなどを購入。
ハロン(下龍)湾に到着。
想像以上に観光客で賑わっている。
ここでのトイレは有料であった。
少し我慢すれば船上で自由に用を足せたのだが。
ハロン湾めぐりの船も想像以上に数が多い。
実は、船上でランチとあったので、大型客船を想像していたが、意外と小さい。
この船上で3時間30分ほどのんびり過ごす予定。
船内に入ってみると結構オシャレ。
食事はエビや貝の海鮮料理。
食後、屋上のデッキに登ってみたが、全方位の眺めも素晴らしい。
食事が終わる頃、筏船が現れる。
生簀の中には、貝や魚のほかサメやカブトガニも飼われている。
独特な形の島は大小あわせて3,000ほどあるらしい。
明日行く予定のタンロン(昇龍)から昇った龍がハロン(下龍)に降り、吐き出した宝石が島になったという伝説がある。
我々が通っていない経路のずっと遠方に同型の観光船が見えるので、他にも港があるのかもしれない。
この二つの岩は雄鶏と雌鶏とのこと。
なるほど、そう見えなくもない。
しばらくすると鍾乳洞の島に到着。
ティエンクン(天宮)洞窟。
埠頭から100段ほどの高い階段を登り鍾乳洞へ。
鍾乳洞の中は広く、人工照明でカラフルに照らされている。
洞窟なので、もう少し涼しくてもよいのにと思うのだが、あまり涼しくない。
埠頭に戻る。
やはり、観光客が多い。
西方のハノイに向け田園に囲まれて4時間ほどの帰路につく。
見覚えのあるタイルで彩られた壁のあるハノイの街までやってきたが、既に日が落ちている。
予定はソフィテルプラザ内の「ミンパレス」という中華料理店で夕食。
全面ガラス窓からの夜景を撮影したが、手ブレが残念。
ガイドさんから出されるメニュー内容の説明を受ける。
北京で口にしたマーボ豆腐は辛すぎて食えなかったが、ベトナムのこの店では辛すぎるような料理は出なくて幸いだった。
パート2 へ続く。