8:54分、こだまにて出発。9:24〜9:24分にのぞみに乗りかえる。
京都、大阪、岡山を抜け、11:43に広島に到着。
先ずは新幹線名店街にて「かき飯定食」でお腹を満たす。例によって、息子は「ちらし」などをたのんで独自路線を行く。
外に出ると小雨が既に降り出している。二両編成の路面電車は他になく粋だ。豊橋の市電とはちょっと違う。車掌さんの制服も粋だ。
この電車に乗って八丁堀という停留所にて下車。
そうです。ここには「ぷよまん本舗」があるのです。
地図を頼りにあちこち歩き回る。通りが一本違うようだ。
やっと見付けた「ぷよまん本舗」は名古屋で言えば大須のようなアーケードの中で、こじんまりと店舗を構えていた。
ゲーム「ぷよぷよ通」を買って以来、通販で「ぷよまん」と「カーバンクル饅頭」を注文するのが恒例となっている。
ほとんど原材料は「もみじ饅頭」と同じなんだろうけど。しかも、高いけどうまい。
ここは平和記念公園に向かう途中でもある。雨は降ったりやんだりの中を徒歩で公園に向かう。
途中、牛柄のタクシーに遭遇する。でも、ゲートウェイとは無関係なんでしょうね。
そういえば、牛柄タクシーは東北仙台でも見かけたような。
やっと、原爆ドームの前に立つ。
雨に濡れる原爆ドーム。
もとは広島県産業奨励館というモダンな建物であったが、1945年8月6日の原爆投下にあう。
原爆の子の像(千羽鶴の塔)。ここに集まった無数の千羽鶴が小雨に打たれていた。直接雨に晒されている。
それにもかかわらず千羽鶴は新しい・・・。平和への思いは連綿と続いている。
デジカメに収めたつもりだったけど、なぜかフラッシュパスには入っていなかった。
公園の入り口からドーム、千羽鶴の塔、平和の塔を抜けさらに進むと、広島平和記念資料館がある。
資料館の受付で小学生の娘が高校生に間違われたのは傑作だった。確かに、お母さんとの身長差はあまりなくなってきた。
当時のカメラ。
展示ギャラリーには、既にどこかで見たはずの写真や絵もあるが、壁いっぱいに並べられた悲惨な光景を目の当りにすると重苦しい気分が湧いてくる。子供たちはどのように見たのだろう。
資料館を出て、毛利輝元が築いたという広島城へという計画もあったが、このぐずついた天候が怪しかった。
タクシーに乗ると、思い出したように大雨が降り出した。
そのまま宿泊先のプリンスホテルに向かうことにした。 ホテルは島の中にあって橋を渡って海を越える。
23階建てのホテルの前にはヨットバーバーも備える。
客室の各階は三角形の特異な形状となっている。
我々の部屋はこの三角の頂点にあたる海を望める位置にある。
先ずはフロントにてチェックイン。
浴室、洗面所は思いのほか広かった。
雨に濡れた傘を乾す。
室内も広く、窓からの眺めもよい。
雨で見通しが悪いのが残念。
まだ夕食には時間がある。ラウンジにてくつろぐ。
窓からの景色は雨で霞んでいる。
明朝、宮島に向かうための高速船の予約をする。
部屋に戻るがやっぱり、ぐったり。
やっと、夕食に。
さらに、くつろぐ。
雨も上がり、夕日が美しい。
朝のバイキング。
朝食を終えロビーに出ると結婚披露宴前のカップルが音楽とともに身内や従業員の拍手を浴びながらロビーを囲む円曲線の長い階段をテレながら昇っていく光景に遭遇。
いよいよ、高速船に乗って宮島に向かってプリンスホテルを後にする。
宮島に降りると先ずは、鹿に迎えられる。
拝殿より200メートル沖に建つという大鳥居。
593年に創建され、1168年に平清盛が現在の形に造営したという厳島神社。
おみくじを引いてみる。吉。
この先に大鳥居。
一方通行の厳島神社を抜けると、途中、土産物店、猿回しの催しとかで賑わっている。
小さな橋を渡るとここは清盛神社。
今日はちょうど清盛を祭る祭事が行われるところであった。
帰りは宮島口から広島駅へJR山陽本線にて向かう。
広島駅から今日は歩いて八丁堀方面、ぷよまん本舗に向かいお土産と気まぐれにぷよぷよSUNを買う。
もちろん広島路面電車にて広島駅に戻る。
駅のカフェにて時間調整。
新幹線駅。いよいよ帰省。